建築をつくることは今まで存在しなかったものをつくることなので、
あくまでフィクションをつくることになります。

フィクションということは現実離れした非日常にいざなうこともできます。

でも、フィクションをフィクションのまま日常に近づけようと頑張った先には、
日常を超えた日常、すなわち超日常があると私は思っています。

超日常は非日常と違いフィクションがすっと私たちの中に入ってきます。

たまにそういう映画に出会います。

フィクションなんだけど、なにか現実のようで、
スクリーンの中で成り立っている世界が、
いま自分のいる世界の延長線にあるのではないかと思えて、
この世界も捨てたものじゃないかもと思わせてくれます。

私が映画から勇気をもらうように、
超日常をつくることがこんな不確かな未来を生きていくための
少しの勇気になるのではと思い私は建築の設計をしています。


河津恭平

一級建築士

1985 大阪府生まれ
2004 兵庫県立柏原高校卒業
2010 大分大学大学院修士課程修了
2010-2013 協立建築設計事務所
2015 関・空間設計
2016-2019 蘆田暢人建築設計事務所
2020- フリー


/連絡先
090-9549-7788
office@kawazukyohei.com


/拠点
兵庫県丹波市


/業務内容
建築、内装、リフォーム、外構、家具・什器等のデザイン